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BKKK

タイ生活備忘録/その他

タイで2回立て続けに事故った

そのまんまなのだが、タイで事故にあった。
しかも、1ヶ月の間に2回も。

2回目は本当に死ぬかと思った。

 

1回目:バイクがぶつかってきた


チェンマイを歩いていたら、左側からバイクが追い越していって、グリップエンドに手が激突。
今思うと、何かひったくろうとしていたのだろうか。

最初は少し痛い程度だったのだが、一応チェンマイの医者に行って診断。
レントゲンの結果、骨には異常なし。
塗り薬とサポーターを貰ってその場は事なきを得たのだが、
翌日以降、手首を軸方向に回すと激痛が走る。

なんか痛みがおかしいな…と思いネットで調べると、
どうやらTFCCという症状に近いことがわかった。

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)

なんか色々怖いことが書いてあったので、
バンコクに戻ってきて、セカンドオピニオン的な形で再度受診。
医者に診てもらうと「コリャ靭帯だな」ということで、
肘から手にかけて固定するギプスを付けられた。

かれこれもう1ヶ月装着しているが、まだ完治に至らない。靭帯って怖い。

 

 

2回目:車が吹っ飛んだ


2回めの事故は半端なかった。
ある郊外の工業団地まで営業の際の出来事。車には運転手と自分の2人。
工業団地内の交差点をノロノロと出発したら、右側から

「キキーーーー!」

という急ブレーキ音が。
パッと右を向いた瞬間、猛スピードで突っ込んでくる物体が目に入った。
TOYOTAのハイラックス ピックアップトラックだった。
その瞬間大きな衝撃が走り、重力に引っ張られる感覚の後、停止。

気づいたら車の中はメチャクチャ。荷物が散乱している。
後部座席の右のドアが内側に出っ張っている(自分は後部座席左側に座っていた)。
よくわからないところからエアバッグが出ている。
全身、特に脇腹が痛くてうまく息ができない。

窓の外を見たら、車ごと小さな池の中にいた。
交差点の脇にあった池まで車ごと吹っ飛んだのだ、とわかった。

運転手は「大丈夫ですか」と自分に聞いてくる。
「全身が痛い。そっちこそ大丈夫か」と返す。
彼は怪我はしていない模様。ハイラックスは後部座席側にぶつかったのだろう。

加害者が池に入ってきて救助に向かってくる。
自分が座っている側のドアを開けた瞬間、「うわーーー!」と叫んでしまった。
大量の池の水が車内に侵入してきてきたのだ。
とっさに「閉めろーーーー!」と指示。

さてどうやって脱出するか…
どんなバクテリアがいるかわからない水には入りたくない。
(タイは破傷風でも有名です)
乗っていた車はSUVタイプで、ハッチバックから出れば浸水は逃れられそうだとわかり、なんとかハッチバック部から脱出。

外に出て自分の車を見ると、見事に池に突っ込んでいて、右のドアが陥没していた。
下記が実際の写真。

f:id:MeeHaa:20161119010544j:plain

すでに猛烈な野次馬が集まっていた。結構時間経っていたのか?
冷静に保とうとするものの、いかんせんパニックになっている。
まずは保険会社を呼び、レッカーをしてもらう手配。
運転手は本当に怪我がなかったらしく病院には行かず、警察に事情聴取へ。

バンコクの大きい病院で診てもらいたいものの、かなり郊外の工業団地だったため、バンコクまで痛みに耐えられる自信がなく、まずは近場の病院を探すことに。
お客さんに電話して事情を説明し、日本語通訳が常駐している病院を紹介してもらった。

ただ、移動手段がたった今大破してしまった。足がない。
上司に電話してどうするか相談した所、ちょうど同工業団地に配達に向かっているピックアップトラックがあるのでそれに乗って良いとのこと。
配達屋を待ち、痛みに耐えながら配達に付き合い、その後病院へ。

ベッドに横になり、診断。
この瞬間以降、身動きが取れなくなってしまった。
緊張の糸が切れたのか、全身に更なる痛みが行き渡ってしまい起き上がれない。

スタッフに助けられながら起き上がって、レントゲン数枚を撮影。
座ったり立ったりしているだけで視界がブラックアウトする。
貧血だろうか。やはり何かしら体はおかしくなっている。
休み休み撮影を行い、再度横になる。

「体の状態を確認します」と言われ服を脱ぐ。
そういえばまだ自分の体を見ていなかった。
全身にアザと内出血。特にシートベルトが食い込んだと思われる部位は内出血が激しい。
「ああ、事故ったんだな」と改めて実感。

一応骨には異常がないことを確認。
頭にコブも出来ていることから、CTスキャンもしてほしい旨を伝えた。
当院には設備がなく、バンコクの病院に紹介状を書いてもらう。

移動手段は、痛くて座ってられないから救急車を使ってくれ!と交渉。
点滴と救急車、人生初の体験をした。

移動すること2時間半ほど。バンコクの病院に搬送される。
ドラマで見るような緊急搬送場所でしばし待たされ、その間に横になったまま保険会社の手続きを済ます。

痛みに耐えながら、CT・レントゲン再撮影・エコーと行ったが、不幸中の幸いで骨や脳に異常は無かった。全身が猛烈に痛いものの、打撲と打ち身であることがわかってホッと一息。

そして、人生初の入院まで体験。
今入院3日目。まだ起き上がるのは困難だが、打撲も打ち身もだいぶ良くなった。

 

得た教訓

今だからこそネタにできるものの、

車が飛んで池に入った時ひっくり返っていたら…
後部座席の右側に誰かが座っていたら…

など、ゾッとすることを考えてしまう。
そう考えると、まさに九死に一生を得たような感覚だ。
事故にあってしまったのはアンラッキーだが、この程度で済んだのはラッキーだと思えるくらい大きな事故だった。

一つ得た教訓は「病院では何でも不安なことはガンガン言ってゴネろ」ということ。
病院で言われたとおりにしていたら、まだ工業団地の病院にいたかもしれないし、バンコクに搬送されたとしてもCTも撮ってもらえなかったかもしれない。

自分のカラダに不安があれば、何でも言って交渉するべき。まずは不明な不安を取り除いてから、治療に専念。
医者だって人間、人の痛みをわかろうとはするものの、全てはわからない。
自分から発信することはとても大事であることを学んだ。

あと、中途半端に日常会話程度にタイ語が話せると、逆に損であることもわかった。
というのは、「この人タイ語わかるな」と思われると、日本語通訳がなかなかつかない。
いきなり医療用語言われてもわからないから、
「タイ語わかりますか」と言われた時は
「少しわかるけど詳しくはわかりません!通訳付けてください!」
と最初にきっぱり言ったほうがいい。

会話の途中から「ごめん、その単語わからないです」と言うと
「なんなのよ」みたいな顔をされてお互い嫌な気分になるし、とても時間のムダ。
そうこうしている間に何か脳に異常があったら悪化してしまう。

 

・・・

何はともあれ、痛いけど無事であることに感謝して、生かされてると思って生きようと思います。

タイ人のスタッフや友達には「寺に行ってタンブン(托鉢)しなきゃだめですよ。徳が足りないんですよ」と言われたので、素直に従おうと思う。

はーーーーーー、メッチャ怖かった。。。

 

みなさん、海外旅行保険は必ず入って旅行先に向かってください。
海外では何が起こるかわかりません。

私は会社で加入していた保険で全額キャッシュレスとなりましたが、自費負担が必要だったらと思うと、金銭的な意味でもゾッとします。